値上がり優勢、終日明確な方向感はなかった

東証グロース市場は騰落入り交じる状態となり、終日明確な方向感はなかった。東証グロース市場250指数は小幅に反落して終わった。グロースCoreは続伸した。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比1.83ポイント(0.30%)安の616.66だった。
 
新興企業銘柄は「業績面で先高期待が乏しく、最近は金利低下の恩恵も波及しにくくなってる」という。グロース250は前週末に2.7%高と比較的大きく上昇。「相変わらず限られた個人による短期売買が中心で、上がった銘柄には戻り売りや利益確定売りが出やすかった」とされ、東京株式市場全体の上昇にも乗れなかった。
グロース市場ではトライアルやフリー、QPS研究所が下落し、インテグラルやライフネット、JTOWERが上昇した。
値上がり銘柄数293、値下がり銘柄数245と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、データセクション、Institution for a Global Society、グリッド、ナイル、トラース・オン・プロダクトがストップ高。ジェイック<7073>は一時ストップ高と値を飛ばした。トラストホールディングス、G-FACTORY、駅探、フーバーブレインなど5銘柄は年初来高値を更新。JTOWER、トリプルアイズ、エフ・コード、Green Earth Institute、和心が買われた。
 
 一方、学びエイド、シャノン、AI inside、ヌーラボ、ログリーなど6銘柄が年初来安値を更新。データホライゾン、ベガコーポレーション、AHCグループ、はてな、東京通信グループが売られた。
株ちゃんofficial xはこちら!
目次