値上がり優勢、米長期金利の低下を受け

 
グロース市場は米長期金利の低下を受け、金利上昇局面に売られていた国内新興銘柄を買い戻す動きが優勢となった。6日付で「東証マザーズ指数」の名称は「東証グロース市場250指数」に変更された。
グロース250、グロースCoreはともに続伸した。東証グロース市場250指数の前引けは前営業日比28.55ポイント(4.30%)高い692.41だった。
 
市場では「米金利低下で再び投資マネーがグロース(成長)株に戻ってくるとの見方から、新興株にも買いが入りやすい」(国内証券)との声が聞かれた。
 
東証グロース市場ではフリーやビジョナル、カバーなどの主力銘柄が買われた。一方、CANBASは売られた。
値上がり銘柄数462、値下がり銘柄数66と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、ネクストジェンが一時ストップ高と値を飛ばした。Delta-Fly Pharma、日本リビング保証、TWOSTONE&Sonsは年初来高値を更新。免疫生物研究所、フリー、CS-C、AnyMind Group、アズームが買われた。
 
 一方、インターファクトリー、オンコセラピー・サイエンス、アイズ、中村超硬、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。アクアライン、勤次郎、タカヨシ、ブランディングテクノロジー、ベストワンドットコムが売られた。
 
 

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