値上がり優勢、米株安を受けた売り

 
東証グロース市場は前日の米株安を受けた売りが先行し、朝方は1月に付けた年初来安値を下回る場面もあったが、その後上げに転じた。市場では「新興株相場はこのところ下落基調にあり、いったん自律反発狙いの買いが入った」との見方があった。
グロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比13.16ポイント(1.85%)高い725.68だった。東証グロース市場では、ジーエヌアイやフリーが上昇した。一方、セルシードやJMCは下落した。
 
きょう東証グロース市場に上場したファーストAは買い気配のまま午前の取引を終えた。前引け時点で気配値を公開価格(1320円)を924円上回る2244円まで切り上げた。
 
値上がり銘柄数370、値下がり銘柄数136と、値上がりが優勢だった。
 
個別では揚羽がストップ高。セカンドサイトアナリティカ、デジタリフト、グラッドキューブは一時ストップ高と値を飛ばした。アズーム、JMC、インテグラル、シンメンテホールディングス、アジャイルメディア・ネットワークなど6銘柄は年初来高値を更新。NANO MRNA、トラストホールディングス、クラウドワークス、VALUENEX、NexToneが買われた。
 
 一方、ケアネット、トランスジェニック、アスカネット、メディア工房、JIG-SAWなど46銘柄が年初来安値を更新。ペルセウスプロテオミクス、海帆、リベロ、プロパティデータバンク、セキュアヴェイルが売られた。
 

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