東証スタンダード市場は、米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回り、今後の利上げペースが鈍化するとの期待から米国株が急伸したことを受けて、半導体関連やITなどの成長株に買いが膨らんだ。スタンダードTOP20は堅調。出来高2億6647万株。
値上がり銘柄数755、値下がり銘柄数508と、値上がりが優勢だった。
個別では中西製作所、ササクラ、東京機械製作所、ウインテストがストップ高。スターツ出版は一時ストップ高と値を飛ばした。三晃金属工業、オートウェーブ、日本マクドナルドホールディングス、丸千代山岡家、ミズホメディーなど23銘柄は年初来高値を更新。東京特殊電線、アンビスホールディングス、アサヒ衛陶、東洋合成工業、ルックホールディングスが買われた。
一方、モリテック スチールが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、三井住建道路、森組、片倉工業、ケー・エフ・シーなど30銘柄は年初来安値を更新。リード、和弘食品、東京ボード工業、湖北工業、大阪油化工業が売られた。
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