値上がり優勢、相対的な出遅れ感

 
東証グロース市場は26日の日経平均株価が前営業日の22日に付けた過去最高値を上回る水準で推移するなか、新興株にも買いが波及している。東証プライム市場の主力株と比べた相対的な出遅れ感もあり買れた。
グロースCoreはともに反発した。東証グロース市場250指数は大幅に反発した。前引けは前営業日比23.13ポイント(3.12%)高の765.24だった。
 
年初から22日までの上昇率をみると、日経平均の17%高に対してグロース250は5%高にとどまる。市場では「投資家心理が一段と強気に傾くなか、新興銘柄は過熱感が薄いため資金が向かいやすい」との声が聞かれた。
 
グロース市場ではウェルスナビや海帆が上昇した。一方、QPS研究所や売れるネットは下落した。
 
 
値上がり銘柄数394、値下がり銘柄数141と、値上がりが優勢だった。
個別ではAI inside、サンバイオ、BBDイニシアティブ、Laboro.AI、メディア総研がストップ高。ELEMENTS、yutori、ピアズは一時ストップ高と値を飛ばした。メルディアDC、海帆、モルフォ、ドリコム、フレクトなど15銘柄は昨年来高値を更新。揚羽、ティムス、ペルセウスプロテオミクス、Arent、Kudanが買われた。
 
 一方、デジタリフトが一時ストップ安と急落した。サスメド、カオナビ、Chatwork、シンバイオ製薬、INCLUSIVEなど8銘柄は昨年来安値を更新。売れるネット広告社、QPS研究所、ノイルイミューン・バイオテック、ジャパンM&Aソリューション、ヒューマンテクノロジーズが売られた。
 
 

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