東証グロース市場、8月に入り大幅に下落していたため、新興株の戻り余地が大きいとみた投資家の買いが入った。前日の米株安や日経平均株価の下落が波及し、朝方には下げる場面もあった。
市場では「グロース250指数は日経平均株価と比べても8月1〜5日の下落率が大きかったため、回復スピードも早いと思われる。日足チャートで1〜2日と2〜5日に空けた2つの窓を埋められるかどうかに注目だ」との声が聞かれた。
グロース250とグロースCoreはともに堅調。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比9.18ポイント(1.66%)高の560.55だった。
グロース市場ではセルシードやカバーが上昇した。一方、ライフネットや海帆は下落した。
値上がり銘柄数393、値下がり銘柄数154と、値上がりが優勢だった。
個別では日本情報クリエイト、インフォネット、Atlas Technologiesがストップ高。メディアシーク、ペルセウスプロテオミクス、セルシード、yutori、シャノンが買われた。
一方、オキサイド、サイバー・バズが年初来安値を更新。GMO TECH、リビン・テクノロジーズ、Unipos、ステムセル研究所、セレンディップ・ホールディングスが売られた。
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