値上がり優勢、材料の出た個別銘柄の買い

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比11.70ポイント(1.71%)高い695.27と、6月9日以来およそ1カ月半ぶりの高値だった。上げ幅は午後に一時、2%を超えた。前日の米株式相場の上昇で、運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが入った。材料の出た個別銘柄の値動きの軽さに着目した売買も目立った。
 
東証グロース市場ではウェルスナビやフリー、ビジョナルが上昇した。一方で、PSSやサンバイオ、CANBASといったバイオ・医薬関連の下げが目立った。
 
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数112と、値上がりが優勢だった。
個別では,モブキャストホールディングス、サイジニア、ジェイックがストップ高。コアコンセプト・テクノロジー、イーエムネットジャパン、アディッシュは一時ストップ高と値を飛ばした。駅探、メディア工房、ニューラルポケット、リックソフト、アイドマ・ホールディングスなど9銘柄は年初来高値を更新。メタリアル、アンビション DX ホールディングス、ビザスク、ココナラ、HANATOUR JAPANが買われた。
 
一方、ナノキャリア、キャンバスがストップ安。ヌーラボ、トゥエンティーフォーセブン、グッドパッチなど4銘柄は年初来安値を更新。プレシジョン・システム・サイエンス、ジェイフロンティア、SKIYAKI、窪田製薬ホールディングス、キャリアが売られた。
 

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