東証グロース市場は28日の日経平均株価がさえない動きとなるなか、相対的に出遅れてきた新興銘柄への買いが続いた。
グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比2.01ポイント(0.26%)高の777.47だった。一時は784.78まで上昇し、取引時間中として約8カ月ぶりの高水準となった。
グロース市場ではQPS研究所やフリーが上昇した。一方、ウェルスナビやジーエヌアイは下落した。
値上がり銘柄数310、値下がり銘柄数218と、値上がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場したココリブは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3030円と、公開価格(1780円)を70%上回った。
同じくグロース市場に上場した光フードSも買い注文が多く、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は4545円と、公開価格(2660円)を71%上回った。
個別では、シルバーエッグ・テクノロジー、i-plug、AppBankがストップ高。マーキュリーリアルテックイノベーターは一時ストップ高と値を飛ばした。メルディアDC、海帆、ベガコーポレーション、ジェイドグループ、FFRIセキュリティなど21銘柄は昨年来高値を更新。シノプス、マクアケ、揚羽、エクスモーション、ヘリオスが買われた。
一方、アドベンチャーが昨年来安値を更新。ピアズ、グリッド、BBDイニシアティブ、ペルセウスプロテオミクス、ヌーラボが売られた。
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