東証グロース市場はプライム市場が大幅高となり、連動してグロース市場も続伸。ただ、物色はプライム市場中心でマザーズ指数の上昇幅は限られた。グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数は小幅高、終値は前週末比2.71ポイント(0.33%)高い818.68だった。
前週末の米株式市場でハイテク株が堅調だった流れを引き継ぎ、国内新興のグロース(成長)株にも買いが先行した。同日の日経平均株価が年初来高値を更新するなど、投資家心理が上向いていることも追い風だった。もっとも、上値では利益確定売りが目立ち、指数は朝高後伸び悩んだ。
直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角が荒い値動きとなった。クオリプスが急伸した一方、WTOKYOが急落した。
東証グロース市場ではビジョナルやM&A総研が買われた。一方、フリーやカバーが売られた。
値上がり銘柄数280、値下がり銘柄数227と、値上がりが優勢だった。
個別ではアルファクス・フード・システム、ソーシャルワイヤー、クオリプスがストップ高。ビープラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、イオレ、ユナイテッド、フルッタフルッタ、ジェイグループホールディングスなど38銘柄は年初来高値を更新。トランザクション・メディア・ネットワークス、TORICO、ノイルイミューン・バイオテック、unerry、マクアケが買われた。
一方、W TOKYOがストップ安。ブリッジコンサルティンググループは一時ストップ安と急落した。ZUU、リアルゲイト、プロディライト、クラダシ、バルミューダなど7銘柄は年初来安値を更新。スマートドライブ、Fusic、アクリート、データホライゾン、ファンデリーが売られた。
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