値上がり優勢、押し目買い

東証グロース市場は東証マザーズ指数が前営業日比0.12%高、グロースCoreが0.02%高と、ともに小反発した。寄り付きは売りが先行したが押し目買いも入り、全体的には方向感に乏しかった。「手掛かり材料のある銘柄に個人投資家の売買が目立った」という。
東証マザーズ指数の終値は前週末比0.92ポイント(0.12%)高い766.97だった。前週末の米ハイテク株安を受け、国内新興市場でも成長期待の高いグロース(成長)株に売りが先行し、朝方にマザーズ指数は1%超下落した。もっとも、次第に値ごろ感に着目した買いが入り、上昇に転じた。
 
ビジョナルやエニーカラー、サンウェルズが買われた。半面、フリーやそーせい、CANBASは売られた。
値上がり銘柄数292、値下がり銘柄数198と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、ヘッドウォータース、セキュア、BTM、東京通信がストップ高。クリングルファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、ランディックス、アンビション DX ホールディングス、アドバンスト・メディア、FHTホールディングスなど15銘柄は昨年来高値を更新。ステラファーマ、ランサーズ、ヌーラボ、TORICO、ファインズが買われた。
 
 一方、FRONTEO、エクサウィザーズ、サイエンスアーツ、サンバイオ、テクノロジーズなど6銘柄が昨年来安値を更新。オープンワーク、EduLab、マイクロアド、メドレックス、バンク・オブ・イノベーションが売られた。
 

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