値上がり優勢、押し目買い

東証グロース市場は前週までの下げの反動もあって押し目買いが入り、しっかりとした展開となった。東証マザーズ指数は3日続伸、グロースCoreは反発。ただ、引け後には米半導体大手エヌビディアの決算、週末にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演と、「イベントを控える中で強くポジションを傾けることはない」(国内証券)といい、主要銘柄は売り買い交錯でもみ合う1日だった。
東証マザーズ指数の終値は前日比10.68ポイント(1.45%)高い745.83だった。
東証グロース市場では、JTOWERやビジョナルなど新興の主力株は午後に一段高となった。一方、カバーやABEJAは下落した。
値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数174と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではメイホーホールディングス、和心がストップ高。アマナは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ユナイテッド&コレクティブ、アララ、日本情報クリエイト、rakumoなど14銘柄は年初来高値を更新。ソーシャルワイヤー、ROBOT PAYMENT、モンスターラボホールディングス、マイクロアド、くふうカンパニーが買われた。
 
 一方、サインド、monoAI technology、BBDイニシアティブ、アドベンチャー、レントラックスなど7銘柄が年初来安値を更新。セキュア、jig.jp、メディアシーク、海帆、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。
 

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