値上がり優勢、投資家心理の改善

 
東証グロース市場は3月期末を前にした配当再投資の思惑から日経平均株価が大幅高となるなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが入った。
グロースCore、グロース250はしっかり。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比0.59ポイント(0.08%)高の744.62だった。
グロース市場ではフリーやジーエヌアイ、インテグラルが上昇した一方、QPS研究所やウェルスナビが下落した。
値上がり銘柄数278、値下がり銘柄数239と、値上がりが優勢だった。
 
きょう27日は3社の新規株式公開(IPO)があった。東証スタンダード市場に新規上場したコロンビアは公開価格(3300円)を13.48%上回る3745円で初値を付け、前引けは3830円だった。東証グロース市場に新規上場したシンカは公開価格(1320円)を26.59%上回る1671円で初値を付け、前引けは1650円だった。東証グロース市場に新規上場したダイブは公開価格(1820円)を77.19%上回る3225円で初値を付け、前引けは3230円だった。
個別ではネットスターズ、アウトルックコンサルティング、ライフネット生命保険、INFORICHが昨年来高値を更新。Kudan、グローム・ホールディングス、FIXER、エコナビスタ、ジーニーが買われた。
 
 一方、セーフィー、ソレイジア・ファーマ、ドリーム・アーツ、ブルーイノベーション、STGなど6銘柄が昨年来安値を更新。サクシード、イーエムネットジャパン、サンバイオ、ITbookホールディングス、yutoriはが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次