東証グロース市場は日銀の金融政策決定会合を通過し、日経平均株価が上昇したことで投資家心理が改善し、買いが優勢となった。
日銀が19日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めたが、当面は低金利環境が続くとの見方を背景に日経平均株価が上昇。運用リスクをとる動きが強まり、新興銘柄も物色された。出遅れ感から中小型株に買いが入りやすかったとの声もあった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も続伸した。終値は前日比5.62ポイント(0.76%)高の746.07だった。
東証グロース市場ではフリーやGENDAが上昇した。一方、インテグラルやサンウェルズは下落した。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数202と、値上がりが優勢だった。
個別では、アルファクス・フード・システム、エクサウィザーズ、VALUENEX、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、イーエムネットジャパンがストップ高。テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。モルフォ、アジアクエスト、ボードルア、フレクト、Finatextホールディングスなど9銘柄は昨年来高値を更新。ELEMENTS、Kaizen Platform、ブティックス、スマートドライブ、イトクロが買われた。
一方、アジアクエスト、サンバイオ、マイクロ波化学がストップ安。ハイブリッドテクノロジーズ、Chatwork、リボミック、INCLUSIVEなど5銘柄は昨年来安値を更新。DAIWA CYCLE、tripla、Mマート、ファーストアカウンティング、売れるネット広告社が売られた。
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