値上がり優勢、投資家心理が強気

 
東証グロース市場は、日経平均株価が節目の4万2000円を一時上回る上昇をみせたことから投資家心理が強気に傾き、新興株に買いが及んだ。大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたQPS研究所の上昇も指数を押し上げた。寄り付き直後には利益確定売りに押されてやや下げる場面もあったが、すぐに持ち直した。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比3.85ポイント(0.51%)高の760.75だった。グロース250とグロースCoreはともに堅調。
 
グロース市場ではサンバイオやGENDAが上昇し、データセクやフリーは下落した。
値上がり銘柄数310、値下がり銘柄数245と、値上がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に新規上場したフラーは買い注文が膨らみ、午前は買い気配のまま取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は1996円と、公開価格(1170円)を826円(70.59%)上回る。
 
個別ではブランディングテクノロジーがストップ高。WASHハウスは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、インフォメティス、イメージ情報開発、バリューゴルフ、モビルスなど16銘柄は年初来高値を更新。デジタリフト、VRAIN Solution、ベースフード、サンバイオ、ハッチ・ワークが買われた。
 
一方、クリングルファーマが年初来安値を更新。リボミック、ZenmuTech、トランスジェニックグループ、サスメド、colyが売られた。
 

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