値上がり優勢、投資家心理が一段と強気

 
東証グロース市場は前日の急落分を取り返した。為替の円安などを背景に東京市場全般が反発基調となり、新興市場でも投資家心理が一段と強気に傾き、指数はつれ高して高値引けとなった。
グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数も反発した。終値は前日比21.13ポイント(3.34%)高の653.27だった。
アストロHDなど宇宙関連銘柄の物色が活発だった。市場では「相場全体が上昇したため、個別の材料で株価が反応しやすい地合いだった。特に宇宙関連は期待値で株価が上下に振れやすいため、値動きが大きかった」との声もあった。
ただ、「信用取引の評価損益率は若干悪化しており、個人投資家も楽な状況ではない」という。
グロース市場ではGENDAやカバーが上昇した。一方、アイスペースは下落した。
値上がり銘柄数488、値下がり銘柄数74と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではL is B、スペースマーケット、キャンバスがストップ高。フーバーブレイン、エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、メディネット、プロディライト、ジーニーは年初来高値を更新。シンカ、トリプルアイズ、カウリス、Unipos、イーディーピーが買われた。
 
 一方、QPS研究所、マーキュリー、ベストワンドットコム、Ridge-i、Chordia Therapeuticsが売られた。
 

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