値上がり優勢、投資家心理が一段と強気

 
東証グロース市場は日経平均株価が一時700円あまり上昇し、過去最高値を上回って推移した。投資家心理が一段と強気に傾き、新興株にも買いが集まった。グロースCore、グロース250はともに堅調。東証グロース市場250指数の前引けは前営業日比13.72ポイント(1.84%)高の759.79だった。
グロース市場ではQPS研究所やエレメンツが上昇した。一方、ヴレインSやテクノロジーは下落した。
値上がり銘柄数357、値下がり銘柄数168と、値上がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に上場した2銘柄は公開価格を上回る初値をつけた後、初値を上回る水準で前場の取引を終えた。トライアルは公開価格(1700円)を30.29%上回る2215円で初値を付けた。前場の終値は2354円だった。STGは公開価格(1920円)を1295円(67.44%)上回る3215円で初値を付けた。前場の終値は3505円だった。
 
個別では、ファーストアカウンティング、イーエムネットジャパンがストップ高。QPS研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。ボードルア、フレクト、Finatextホールディングス、笑美面、デリバリーコンサルティングなど6銘柄は昨年来高値を更新。アルファクス・フード・システム、ネットスターズ、ELEMENTS、マイクロ波化学、フリーが買われた。
 
一方、データホライゾンが昨年来安値を更新。VALUENEX、テクノロジーズ、スリー・ディー・マトリックス、メディア工房、アジアクエストが売られた。
 
 
 
 

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