東証グロース市場は、米利上げの長期化観測の後退を受け、日経平均株価が大幅高となり投資家心理が改善。マザーズ指数を構成するPER(株価収益率)の高い成長株にも買いが波及した。東証グロース市場で時価総額首位のビジョナルといった主力株の一角が後場に上げ幅を広げると、東証マザーズ指数も騰勢を強めた。東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅反発。東証マザーズ指数の終値は前日比16.30ポイント(2.11%)高い789.84だった。
「値動きの良い銘柄を追いかけている市場参加者が多い」と指摘されていた。
東証グロース市場ではM&A総研やカバー、JTOWERが買われた。一方、アイスペースやシーユーシーが売られた。
値上がり銘柄数376、値下がり銘柄数134と、値上がりが優勢だった。
個別ではテクノロジーズが一時ストップ高と値を飛ばした。オークファン、CRI・ミドルウェア、アルファクス・フード・システム、シイエヌエス、WACULなど13銘柄は年初来高値を更新。ソーシャルワイヤー、ココナラ、スマートドライブ、M&A総研ホールディングス、KIYOラーニングが買われた。
一方、チームスピリット、アイドマ・ホールディングスがストップ安。グッピーズは一時ストップ安と急落した。アスカネット、メディア工房、ココペリ、CINC、キッズウェル・バイオなど23銘柄は年初来安値を更新。デジタリフト、スタジオアタオ、ボードルア、AeroEdge、ラバブルマーケティンググループが売られた。
目次
