東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。
東証マザーズ指数の前引けは前日比8.24ポイント(1.11%)高い747.46だった。日銀の政策修正観測が後退したことを受けて円安・ドル高が進行し、輸出関連株への買いなどで日経平均株価が大幅に上昇した。投資家心理の改善を映し、新興市場でも幅広い銘柄に買いが入った。
11時に日本経済新聞電子版が「米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、日本株への追加投資を検討したいと述べた」と報じたことも、相場全体の支えとなった。
東証グロース市場では、ステムリムが大幅高となった。開発中の再生誘導医薬品候補でマイルストーンを受領し、今期業績の黒字転換見通しを発表した。ArentやM&A総研も買われた。一方、マクビープラやヘッドウォが売られた。
値上がり銘柄数341、値下がり銘柄数139と、値上がりが優勢だった。
個別では、ステムリム、Arent、Fusic、AppBankがストップ高。アスタリスクは一時ストップ高と値を飛ばした。フィット、ユニフォームネクスト、ネットイヤーグループ、オークファン、アドバンスト・メディアなど27銘柄は年初来高値を更新。BTM、エーアイ、ハルメクホールディングス、バルテス、カイオム・バイオサイエンスが買われた。
一方、ウェッジホールディングスがストップ安。サンワカンパニー、クラスターテクノロジー、ミンカブ・ジ・インフォノイド、ティムス、トランザクション・メディア・ネットワークスなど10銘柄は年初来安値を更新。Macbee Planet、サンクゼール、ジャパニアス、かっこ、INCLUSIVEが売られた。
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