値上がり優勢、幅広い銘柄に買い

 
東証グロース市場は金利が上昇する中でも幅広く買われた米国市場の好地合いを引き継ぎ、買いが優勢となった。東証マザーズ指数、グロースCoreは続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比9.68ポイント(1.29%)高い758.64だった。前日の米株高を受け、国内の新興市場でも幅広い銘柄に買いが入った。
 
ヘリオスやCANBAS、3DMが上昇した。一方、FPパートナやイントループ、フィナHDは下落した。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数198と、値上がりが優勢だった。
グロース市場全体では4割の銘柄が値下がりしており、上昇すればすかさず利益を確定するという投資家も引き続き多いようだ。
市場では「材料の出た銘柄のほか、直近の新規株式公開(IPO)銘柄など値動きの軽い銘柄にも個人投資家による短期目線の資金が向かった」との声が聞かれた。
 
個別では、pluszero、ピアズがストップ高。BTMは一時ストップ高と値を飛ばした。アンビション DX ホールディングス、アドバンスト・メディア、Mマート、バルテス、unerryなど10銘柄は昨年来高値を更新。TORICO、東京通信、Delta-Fly Pharma、ヘリオス、リグアが買われた。
 
 一方、はてな、ウェルスナビが昨年来安値を更新。BlueMeme、ユニフォームネクスト、WASHハウス、INTLOOP、トライアイズが売られた。
 

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