東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに堅調。
東証マザーズ指数の終値は前日比6.83ポイント(0.95%)高い723.83だった。前日の米株式相場が上昇し、運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが入った。もっとも、材料の出た個別銘柄の物色にとどまり、上値は限られた。
米金融引き締めへの警戒感は引き続き強く、積極的な買いは見送られた。新型コロナウイルスの従来型を標的としたワクチン開発の中止を7日に発表したアンジェスが大幅安となり、マザーズ指数の上値を抑えた。
AppierやTKP、ライフネットが上昇した。一方で、プレイドやPアンチエイ、トレンダは下げた。
値上がり銘柄数269、値下がり銘柄数183と、値上がりが優勢だった。
個別では、スパイダープラス、VALUENEX、インフォネット、ハウテレビジョンがストップ高。アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェネレーションパス、ティーケーピー、霞ヶ関キャピタル、バリューゴルフ、アドベンチャーなど11銘柄は年初来高値を更新。ジェイック、ジーニー、ブロードエンタープライズ、Appier Group、アクシージアが買われた。
一方、LeTech、アイキューブドシステムズ、アンジェス、ブライトパス・バイオ、セカンドサイトアナリティカなど10銘柄が年初来安値を更新。プレイド、プレミアアンチエイジング、エンバイオ・ホールディングス、トラース・オン・プロダクト、トレンダーズが売られた。
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