値上がり優勢、好材料銘柄に買い

 
東証グロース市場は、グロースCoreは小幅高。一方、東証マザーズ指数は小安い。東証マザーズ指数の終値は前日比0.69ポイント(0.09%)安い732.71だった。米長期金利のさらなる上昇への警戒が高PER(株価収益率)の銘柄が多い新興株の売りを促した。2022年4~9月期の決算発表を前に持ち高整理の売りも出た。
 
もっとも指数は高値圏で推移する場面が目立った。18日の米株高や好材料銘柄への買いが支えになった。市場では「世界経済の減速が警戒される局面では、情報・通信など内需依存型の銘柄が多い国内のグロース銘柄は手掛けやすい」との指摘があった。
 
情報サイト「アベマタイムズ」との提携を発表したログリーが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。ラキールも上昇した。一方、エニーカラーやビジョナルは下落した。
値上がり銘柄数248、値下がり銘柄数210と、値上がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に新規上場したSBIリーシは午前に公開価格(2980円)を320円(10.7%)上回る3300円で初値を付けた。終値は初値比80円(2.4%)安の3220円だった。
 
個別では、バンク・オブ・イノベーション、ピー・ビーシステムズ、ログリーがストップ高。コラボス、フレアスは一時ストップ高と値を飛ばした。霞ヶ関キャピタル、ウォンテッドリー、フィーチャ、クックビズ、ジャパンワランティサポートなど8銘柄は年初来高値を更新。プレイド、セーフィー、VALUENEX、アクアライン、プレミアアンチエイジングが買われた。
 
 一方、ジェイグループホールディングス、海帆、コラボス、アンジェス、グッピーズが年初来安値を更新。エーアイ、アクシージア、GA technologies、サイジニア、UUUMが売られた。
 
 
 
 

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