値上がり優勢、好材料銘柄に買い

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.30ポイント(1.16%)高い725.30だった。前日の米株式相場の上昇を受けて運用リスクを取る動きが出た。新興企業向け市場でも材料が出た銘柄を中心に買いが優勢となった。
マザーズ指数の上昇は日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に比べると小幅にとどまった。
AppierやJTOWER、ライフネットが上昇した。一方で、アンジェスやプレイド、トレンダは下落した。
市場では「米長期金利の上昇が一服したとはいえ引き続き高い水準にあり、グロース(成長)株には積極的な買いを入れにくい」との見方があった。
値上がり銘柄数283、値下がり銘柄数157と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではスパイダープラス、インフォネットがストップ高。ジェネレーションパス、ティーケーピー、バリューゴルフ、アドベンチャー、ジーニーなど9銘柄は年初来高値を更新。エフ・コード、HANATOUR JAPAN、Appier Group、日本リビング保証、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が買われた。
 
 一方、アイキューブドシステムズ、アンジェス、ブライトパス・バイオ、セカンドサイトアナリティカ、unerryなど9銘柄が年初来安値を更新。プレイド、トレンダーズ、トラース・オン・プロダクト、坪田ラボ、ツクルバが売られた。
 

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