値上がり優勢、堅調展開

 
東証スタンダード市場は、3月の訪日外国人客数が前年同月比で27倍に増え、インバウンド消費の回復期待などもプラスに働いている模様。訪日観光客増加への期待で小売株が買われた。また、政府が海外からの投資拡大に向けたアクションプランを示すと伝わり堅調だった。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億3147万株。値上がり銘柄数662、値下がり銘柄数542と、値上がりが優勢だった。
 
20日に東証スタンダード市場に新規上場した南海化学は10時26分に公開価格(1740円)を793円(46%)上回る2533円で初値を付けた。南海化学株は制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる3035円で配分された。
 
個別では、南海化学、ダイワ通信がストップ高。元旦ビューティ工業、ジオコードは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、錢高組、ヤマト、鳥越製粉、湖池屋など68銘柄は年初来高値を更新。ヴィッツ、サイバーステップ、nms ホールディングス、エキサイトホールディングス、ウエストホールディングスが買われた。
 
一方、アースインフィニティ、アジア開発キャピタルがストップ安。三ッ星、TBグループ、ヘリオス テクノ ホールディングは一時ストップ安と急落した。金下建設、クオンタムソリューションズ、セリア、フライトホールディングス、ガーラなど18銘柄は年初来安値を更新。マツモト、萬世電機、アシードホールディングス、ポプラ、ジェイホールディングスが売られた。
 
 
 
 

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