値上がり優勢、堅調な展開

 
東証グロース市場は堅調な展開が続いている。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタート。
その後は、上げ幅をじりじりと広げており、日経平均よりも上昇率は大きい。賃金上昇圧力に緩和の兆しが見られて米国株が上昇したことは国内の個人投資家心理の改善につながった。また、米長期金利が低下しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株にとっては追い風となっている。前引け時点で東証マザーズ指数が1.23%高、東証グロース市場Core指数が2.06%高と時価総額上位銘柄が上昇をけん引している。
 
東証グロース市場では、JTOWERやオキサイド、そーせいが上昇した。一方、ビジョナルやフリーは下落した。
値上がり銘柄数335、値下がり銘柄数134と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、monoAI technology、Kids Smile Holdingsが一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、スマレジ、I-ne、FIXER、スマートドライブなど12銘柄は昨年来高値を更新。リベロ、note、i-plug、オキサイド、GENOVAが買われた。
 
 一方、日本電解、バルミューダが昨年来安値を更新。セルシード、ホープ、BTM、ウィルズ、いつもが売られた。

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