東証グロース市場は、前週末の米主要株価指数が上昇し、週明けの日経平均株価も値を上げたことで地合いが改善し、買いが優勢だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発した。東証マザーズ指数の終値は前週末比13.28ポイント(1.74%)高い777.32だった。
市場関係者は「時価総額の大きい銘柄が堅調だった。プライム市場の大型株と比べると、株価の上昇に勢いがない銘柄も目立つ」と話していた。
東証グロース市場では、ヘッドウォやABEJAが上昇した。一方、FPパートナやエクサWizは下落した。
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数162と、値上がりが優勢だった。
この日グロース市場に新規上場したLaboroAIは公開価格(580円)を上回る1195円で初値を付け、終値は1375円だった。
個別ではヘッドウォータース、エコナビスタがストップ高。GENDAは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイフロンティア、ジェイグループホールディングス、リネットジャパングループ、rakumo、シイエヌエスなど13銘柄は年初来高値を更新。ABEJA、M&A総研ホールディングス、AeroEdge、リニューアブル・ジャパン、ブランジスタが買われた。
一方、サンクゼール、ドリコム、ピー・ビーシステムズ、Ridge-i、Globeeなど8銘柄が年初来安値を更新。ブリッジコンサルティンググループ、ログリー、クオルテック、メイホーホールディングス、アルファクス・フード・システムが売られた。
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