東証グロース市場は米国株の上昇などを受けて投資家心理が上向く中、新興企業市場は買いが優勢になった。前日の米ハイテク株高の流れや、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの見方が支えになった。米長期金利の低下傾向が新興市場の高PER(株価収益率)銘柄の見直し買いを誘い、指数は後場に一段高となった。
グロースCoreは急伸。東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比22.75ポイント(3.72%)高の634.78だった。グロース市場ではフリー、アストロHD、ライフネットが上昇した。一方、クオリプス、ポートが下落した。
値上がり銘柄数466、値下がり銘柄数93と、値上がりが優勢だった。
個別ではPostPrime、デジタルプラス、Fusic、セルシードがストップ高。Liberawareは一時ストップ高と値を飛ばした。タイミー、グランディーズ、トヨクモ、網屋、ビザスクなど9銘柄は年初来高値を更新。ジーニー、プレイド、ニューラルグループ、JRC、yutoriが買われた。
一方、アルファポリス、PRISM BioLab、Heartseed、クオリプス、プレシジョン・システム・サイエンスが売られた。
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