本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数)はそろって大幅に反発。値上がり銘柄数は360、値下がり銘柄数は165、変わらずは29。
前日14日の米株式市場でダウ平均は6日続伸。 利益確定売りが出やすかった一方、小売売上高が予想外のプラスとなり景気見通しが改善したことに加え、10年債利回りが4%を下回るなど金利が低下したことなどが株価の支えとなった。
ナスダック総合指数は0.19%高だった。今日のグロース市場は堅調な展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は3.44%高となった。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、グロース市場は買いが先行した。米長期金利が低下傾向にあり、今日も落ち着いた推移だったことから投資家心理が好転した。また、グロース市場はこのところ軟調な展開となっていたことから、押し目買いも入りやすかった。
グロース市場に上場したS&Jは公開価格(1320円)を31円(2.34%)下回る1289円で初値を付け、終値は初値比97円安の1192円だった。
個別では、かっこ、THECOO、サンバイオ、Macbee Planet、サーキュレーション<7379>など7銘柄がストップ高。サンワカンパニー、シルバーエッグ・テクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。QPS研究所は年初来高値を更新。笑美面、デリバリーコンサルティング、プレミアアンチエイジング、i-plug、GA technologiesは値上がり率上位に買われた。
一方、POPER、ジャパンM&Aソリューションがストップ安。VALUENEX、カルナバイオサイエンスは一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、アールプランナー、サンワカンパニー、ユナイテッド&コレクティブ、テックファームホールディングスなど58銘柄は年初来安値を更新。ドリーム・アーツ、INTLOOP、ジーネクスト、バリューゴルフ、ウェルプレイド・ライゼストは値下がり率上位に売られた。
