値上がり優勢、利益確定売りも

東証グロース市場は朝方は買いが先行したが、前週末の米株式市場でPER(株価収益率)の高いハイテク株がさえない展開だったこともあり、グロース(成長)株が多い国内の新興株市場には次第に売りが優勢になった。前週末5月31日に東証グロース市場250指数が大幅反発したとあって、利益確定売りも出やすかった。  グロースCoreは反落、東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前週末比2.77ポイント(0.45%)安の615.72だった。   グロース市場ではトライアルやフリー、QPS研究所が下落した一方、インテグラルやウェルスナビが上昇した。  値上がり銘柄数283、値下がり銘柄数251と、値上がりが優勢だった。    個別ではグリッド、トラース・オン・プロダクトがストップ高。トラストホールディングス、G-FACTORY、駅探、フーバーブレインなど5銘柄は年初来高値を更新。トリプルアイズ、ジェイック、JTOWER、ライトアップ、ハッチ・ワークが買われた。    一方、シャノン、AI insideが年初来安値を更新。東京通信グループ、はてな、ベガコーポレーション、キューブ、データホライゾンが売られた。 
 

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