東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比7.83ポイント(1.04%)高い762.94だった。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇した。国内新興市場でも高PER(株価収益率)のグロース(成長)銘柄を中心に買いが入った。
市場では「日経平均株価が高値圏で推移するなか、マザーズ指数はまだ出遅れ感がある。相場の上昇局面で出遅れ感に着目した買いも入りやすい」との声が聞かれた。
東証グロース市場ではビジョナルやジーエヌアイが買われた。一方、QDレーザやカバーは売られた。
値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数153と、値上がりが優勢だった。
個別では、フレアスがストップ高。ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、海帆、BRUNO、アズームなど29銘柄は年初来高値を更新。ストリームメディアコーポレーション、ラバブルマーケティンググループ、ジーエヌアイグループ、BTM、ファンデリーが買われた。
一方、ティーケーピー、すららネット、THECOO、モダリス、BBDイニシアティブなど7銘柄が年初来安値を更新。イルグルム、Unipos、ispace、デコルテ・ホールディングス、GMO TECHが売られた。
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