東証スタンダード市場は米半導体大手が公表した決算が市場予想より良かったことが手掛かりとなり、半導体関連株が買われた。為替の円安進行も好感され、輸出株の支えとなった。ただ、上値では利益確定売り圧力も強かった。スタンダード市場の売買代金トップはマクドナルド。同株は12月一括配当銘柄だが、6月末の株主優待を狙った個人の買いが入っていたとみられ、権利落ちとなった29日も商いが膨らんだ。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億3617万株。
値上がり銘柄数708、値下がり銘柄数535と、値上がりが優勢だった。
個別ではfonfunがストップ高。エリッツホールディングス、誠建設工業は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、KHC、オーテック、マサル、巴コーポレーションなど93銘柄は年初来高値を更新。ニチリョク、ヘリオス テクノ ホールディング、ホクシン、ゼネテック、ASAHI EITOホールディングスが買われた。
一方、ディーブイエックス、アトムリビンテック、データ・アプリケーション、エスケー化研、トーヨーアサノなど9銘柄が年初来安値を更新。アイ・ピー・エス、自重堂、エヌジェイホールディングス、伊豆シャボテンリゾート、ディー・エル・イーが売られた。
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