東証スタンダード市場ではスタンダードTOP20は堅調。出来高1億8455万株。
前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちで取引終盤に値を消したことから、大型連休前の東京株式市場でも気迷いムードが漂っていた。しかし、好決算銘柄を中心に個別株物色意欲は旺盛だった。後場に入ると、日銀が金融政策決定会合で大規模金融緩和策の維持を決定し、これを受けて外国為替市場で円安が急速に進行、輸出セクターの株価に追い風となり全体相場の押し上げ要因となった。
値上がり銘柄数799、値下がり銘柄数455と、値上がりが優勢だった。
個別ではブロードメディアが一時ストップ高と値を飛ばした。カネコ種苗、ホーブ、インタースペース、カンロ、日本和装ホールディングスなど30銘柄は年初来高値を更新。ユーピーアール、アップルインターナショナル、東京機械製作所、東洋刃物、フジプレアムは値上がり率上位に買われた。
一方、三井住建道路、東洋精糖、CSSホールディングス、東北新社、ジャパンフーズなど40銘柄が年初来安値を更新。平賀、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、メディアリンクス、フルハシEPO、FDKが売られた。
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