東証グロース市場はトランプ米政権の関税政策の不透明感などを背景に日経平均株価がさえない動きとなるなか、内需銘柄が多く海外の影響を受けにくい新興市場の銘柄には材料が乏しくても消去法的な買いが向かった。
東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比9.85ポイント(1.54%)高の651.31だった。グロースCoreも上昇。
グロース市場ではアストロHDやタイミー、ライフネットが上昇した。一方、GENDAやスカイマーク、弁護士COMは下落した。
値上がり銘柄数383、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
個別では、アストロスケールホールディングス、Synspective、HOUSEIがストップ高。ジィ・シィ企画は一時ストップ高と値を飛ばした。シェアリングテクノロジー、勤次郎、カオナビ、BASE、リボミックなど8銘柄は昨年来高値を更新。VALUENEX、Aiロボティクス、Institution for a Global Society、BTM、プレイドが買われた。
一方、ユナイテッド&コレクティブ、フーディソンが昨年来安値を更新。ハウテレビジョン、フルッタフルッタ、Kudan、ベストワンドットコム、トライアルホールディングスが売られた。
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