東証グロース市場は為替が円高に進み内需株を見直す買いが優勢となり、終日堅調だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸した。東証マザーズ指数の終値は前営業日比10.96ポイント(1.47%)高い755.11だった。世界経済に先行き不透明感が漂うなか、国内を中心に事業を行い海外景気の影響を受けにくい新興企業に資金が向かいやすかった。
東証グロース市場ではエニーカラーやM&A総研が上昇した。一方、ビジョナルやTKPは下落した。値上がり銘柄数360、値下がり銘柄数137と、値上がりが優勢だった。
市場関係者は「大型連休の前に様子見だった投資家から新規の買いが入った」と指摘していた。
個別では、Welbyがストップ高。イルグルム、アクアライン、いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、アマガサ、海帆、BRUNO、バルニバービなど34銘柄は年初来高値を更新。Ridge-i、Unipos、アジャイルメディア・ネットワーク、セルシード、M&A総研ホールディングスが買われた。
一方、データホライゾン、ソフトマックス、クラウドワークス、すららネット、ココナラなど13銘柄が年初来安値を更新。ストリームメディアコーポレーション、ファンデリー、レオス・キャピタルワークス、サーキュレーション、オンデックが売られた。
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