値上がり優勢、内需株の多い新興市場は買い

東証グロース市場は7月19日以来およそ1カ月ぶりの高値水準。外国為替市場での円高・ドル安進行を背景に大型株が軟調に推移する中、円高の悪影響を受けにくい内需株の多い新興市場は買いが優勢となった。
グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数も3日続伸した。終値は前週末比31.27ポイント(4.88%)高の671.79ときょうの高値で終えた。
市場では「23日の米株式市場では中小型株で構成する株価指数のラッセル2000が3%以上上昇しており、国内でも新興株に資金が向かった」との声も聞かれた。
グロース市場ではカバーやタイミーが上昇した。一方、PSSやヘリオスは下落した。
値上がり銘柄数456、値下がり銘柄数121と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、フルッタフルッタ、キャンバス、アイリックコーポレーション、プラッツがストップ高。トライアルホールディングス、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、トヨクモ、プレイドなど22銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ、くふうカンパニー、Arent、ジーエヌアイグループ、VRAIN Solutionが買われた。
 
一方、オプロが年初来安値を更新。Will Smart、プレシジョン・システム・サイエンス、Fusic、勤次郎、WDBココが売られた。
 

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