東証スタンダード市場は米国で金融引き締めが和らぐとの期待から株価が上昇した流れを受け、個人投資家を中心に値頃感をみた買いが入った。スタンダードTOP20は堅調。出来高2億3290万株。値上がり銘柄数787、値下がり銘柄数429と、値上がりが優勢だった。
市場からは「全般にムードが良い中、小型株は内需がしっかりしているということで買われやすい」との声が聞かれた。
個別ではアースインフィニティがストップ高。シーズメン、ホテル、ニューグランドは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、石光商事、バナーズ、日本製麻、ソフトウェア・サービスなど22銘柄は年初来高値を更新。ムラキ、トーイン、伊勢化学工業、ナガホリ、ムトー精工が買われた。
一方、錢高組、佐田建設、富士ピー・エス、鳥越製粉、ヒビノなど35銘柄が年初来安値を更新。ニデックオーケーケー、fonfun、光世証券、デザインワン・ジャパン、出前館が売られた。
目次
