値上がり優勢、値ごろ感に着目した買い

 
東証グロース市場は、日経平均株価が軟調に推移しており、投資家心理の重荷として意識された。ただ、市場では「年末に向けた節税目的の損失確定売りが一巡し、値ごろ感に着目した買いが入っているようだ」との声が聞かれた。
グロース250は続伸、グロースCoreは反落した。
東証グロース市場250指数の前日比0.61ポイント(0.09%)高の708.11だった。
 
東証グロース市場ではジーエヌアイやライフネットが上昇した。一方、フリーやGENDAは下落した。
値上がり銘柄数287、値下がり銘柄数227と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、売れるネット広告社がストップ高。yutoriは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、QPS研究所、ヒューマンテクノロジーズ、テックポイント・インク、ウェルスナビなど7銘柄は年初来高値を更新。イーディーピー、オンデック、ナイル、バーチャレクス・ホールディングス、クラダシが買われた。
 
一方、ジェイックがストップ安。エスネットワークス、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRは年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、ジィ・シィ企画、リニューアブル・ジャパン、フーディソン、アイ・パートナーズフィナンシャルが売られた。
 

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