東証グロース市場では、グロースCoreともに大幅高。東証マザーズ指数は大幅に反発した。前引けは前日比27.41ポイント(4.42%)高い648.04だった。上げ幅は一時5%に迫る場面もあった。マザーズ指数は前日の取引で約2年1カ月ぶりの安値で終えるなど、下落基調が目立っていた。13日の取引では値ごろ感に着目した買いが幅広い銘柄に入った。
値上がり銘柄数366、値下がり銘柄数79と、値上がりが優勢だった。
メルカリやフリー、BASEが買われた。一方、ディディエやRJは売られた。
市場では「前日の米長期金利が低下し、相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株に買いが入りやすい地合い」との声が聞かれた。
個別では、フレクト、カオナビ、HENNGE、インパクトホールディングス、HYUGA PRIMARY CAREがストップ高。アズーム、ミンカブ・ジ・インフォノイド、モダリス、マーキュリーリアルテックイノベーター、サークレイスなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。プロパティデータバンク、日本動物高度医療センターなど3銘柄は年初来高値を更新。BASE、シェアリングテクノロジー、ラバブルマーケティンググループ、GMOフィナンシャルゲート、ギックスが買われた。
一方、G-FACTORY、ペイロール、グローム・ホールディングスが一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、ファンデリー、ディー・ディー・エス、アルファクス・フード・システム、ソーシャルワイヤーなど24銘柄は年初来安値を更新。リニューアブル・ジャパン、アミタホールディングス、ドラフト、CRI・ミドルウェア、QDレーザが売られた。
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