東証グロース市場はこの日の日経平均株価が4万円台を回復したことが個人投資家心理の改善につながり、中小型株にも物色が向かったようだ。
グロースCoreは大幅高。
東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比12.66ポイント(2.00%)高の644.82だった。
値上がり銘柄数456、値下がり銘柄数128と、値上がりが優勢だった。
グロース市場ではタイミーやBASEが上昇した。一方、カバーやハートシードは下落した。
27日に東証グロース市場に新規上場したビースタイルは10時41分に公開価格の2070円を1255円(60.62%)上回る3325円で初値を付けた。終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比700円(21.05%)安の2625円で配分された。ストップ安水準での指し値で4万5200株の売り注文を残した。
個別ではvisumo、フォルシア、ブランディングテクノロジーがストップ高。GVA TECH、トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Heartseed、アンビション DX ホールディングス、サークレイス、Rebaseなど10銘柄は年初来高値を更新。アクセルマーク、ナイル、リネットジャパングループ、Sapeet、Chordia Therapeuticsが買われた。
一方、ビースタイルホールディングスがストップ安。ラクサス・テクノロジーズ、Synspective、リスキル、令和アカウンティング・ホールディングス、イントランスなど15銘柄は年初来安値を更新。フィードフォースグループ、リベロ、グランディーズ、G-FACTORY、GMOリサーチ&AIが売られた。
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