値上がり優勢、個人投資家の買い

 
東証グロース市場は、この日の日経平均株価は軟調で推移しているが、市場関係者からは「海外投資家などが次第にクリスマス休暇に入っていくなか、年末にかけては個人投資家の取引が多い新興市場に相対的に関心が向かいやすくなりそう」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比2.18ポイント(0.34%)高の643.82だった。グロースCoreも続伸。
グロース市場ではタイミーやカバーが上昇した。一方、ジーエヌアイやQPS研究所は下落した。
値上がり銘柄数301、値下がり銘柄数256と、値上がりが優勢だった。
 
13日に東証グロース市場に新規上場したラクサスは10時25分に公開価格(281円)を145円(51.60%)上回る426円で初値をつけた。前引け時点は375円だった。
 
個別では、タイミーがストップ高。はてな、バンク・オブ・イノベーション、True Data、JDSC、スマレジなど9銘柄は年初来高値を更新。Heartseed、カイオム・バイオサイエンス、トゥエンティーフォーセブン、ペルセウスプロテオミクス、Sapeetが買われた。
 
 一方、Will Smart、イオレ、トランスジェニックグループ、アスア、TMHなど17銘柄が年初来安値を更新。MTG、STG、アウトルックコンサルティング、アディッシュ、フィスコが売られた。
 

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