東証グロース市場は日経平均株価が小安い水準で推移する中、値動きの軽さに着目した個人投資家などの物色が新興株に向かった。ただ、指数は前日に大幅上昇していたことから利益確定の売りも出やすく、下落に転じる場面もあった。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数も小幅に続伸した。前引けは前日比1.20ポイント(0.18%)高の672.99だった。グロース市場ではGENDAやフリーが上昇した。一方、トライアルやタイミーは下落した。
値上がり銘柄数306、値下がり銘柄数229と、値上がりが優勢だった。
個別ではビーマップ、マーキュリーリアルテックイノベーター、アイズがストップ高。キッズウェル・バイオは一時ストップ高と値を飛ばした。タイミー、フルッタフルッタ、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、トヨクモなど13銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、ビープラッツ、AVILEN、アストロスケールホールディングス、オキサイドが買われた。
一方、プレシジョン・システム・サイエンス、Will Smart、リネットジャパングループ、光フードサービス、コンヴァノが売られた。
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