東証グロース市場はプライム市場が軟調な地合いとなる中、グロース銘柄に個人投資家の買いが集まった。
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比4.85ポイント(0.66%)高の745.24を付け、年初来高値を更新した。グロースCoreも反発。
午前中は軟調となる場面もあったが、午後はトランプ米政権の関税政策の影響を受けにくい内需株に買いの勢いが強まった。
米国時間30日には4回目の日米関税交渉が控えている。
市場では「米関税政策による不確実性が長引くとの見方が優勢で、内需の新興株には当面、物色する動きが続きそうだ」との声が聞かれた。
グロース市場ではジーエヌアイやヘリオスが上昇した。一方、サンバイオやレナは下落した。
値上がり銘柄数357、値下がり銘柄数217と、値上がりが優勢だった。
個別ではデータセクション、カラダノート、ヘリオス、アイズ、アライドアーキテクツなど6銘柄がストップ高。L is B、ユカリア、TENTIAL、デジタルグリッド、テックファームホールディングスなど33銘柄は年初来高値を更新。売れるネット広告社グループ、オキサイド、pluszero、ELEMENTS、グローバルウェイが買われた。
一方、メンタルヘルステクノロジーズが年初来安値を更新。ホットリンク、サンバイオ、レナサイエンス、イオレ、TalentXが売られた。
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