値上がり優勢、個人投資家の積極的な買い

 
東証グロース市場は中小型株に個人投資家の積極的な買いが入っているようだ。この日の日経平均株価が4万円台を回復したことも投資家心理の改善につながった。いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長は「年末の新規株式公開(IPO)が落ち着き、既存の新興株に資金が流入している」と指摘した。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比16.29ポイント(2.58%)高の648.45だった。グロースCoreも大幅高。
グロース市場ではカバーやタイミーが上昇した。一方、GENDAやアイスペースは下落した。
値上がり銘柄数471、値下がり銘柄数113と、値上がりが優勢だった。
 
27日に東証グロース市場に新規上場したビースタイルは公開価格(2070円)を上回る3325円で初値を付けた。前引けは2910円だった。
 
個別では、フォルシアがストップ高。GVA TECH、ブランディングテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Heartseed、アンビション DX ホールディングス、サークレイス、Rebaseなど8銘柄は年初来高値を更新。アクセルマーク、ナイル、リネットジャパングループ、Sapeet、トゥエンティーフォーセブンが買われた。
 
 一方、ラクサス・テクノロジーズ、リスキル、イントランス、イルグルム、カヤックなど11銘柄が年初来安値を更新。フィードフォースグループ、リベロ、G-FACTORY、グランディーズ、GMOリサーチ&AIが売られた。
 
 

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