値上がり優勢、個人投資家の心理が一段と強気

 
東証グロース市場は前日の大幅上昇を受けた利益確定売りに押される場面もあったが、午後は買い優勢となり、この日の高値圏で終わった。
外国為替市場での円安・ドル高を受けて日経平均株価が朝安後上げに転じ、個人投資家の心理が一段と強気に傾き、新興市場でも買いが優勢となった。
個人中心の相場で、一日を通して値動きは荒かった。「機関投資家は夏休み期間で、動きの激しい小型株に個人の買いが集まった」といい、急落した5日以来の活況だった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も4日続伸した。終値は前日比8.51ポイント(1.27%)高の680.30だった。
 
グロース市場ではフリーやタイミーが上昇した。一方、カバーやPSSは下落した。
値上がり銘柄数363、値下がり銘柄数189と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではドリコム、ビーマップ、マーキュリーリアルテックイノベーター、アイズがストップ高。キッズウェル・バイオは一時ストップ高と値を飛ばした。タイミー、フルッタフルッタ、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、トヨクモなど14銘柄は年初来高値を更新。オキサイド、Cocolive、ミクリード、アストロスケールホールディングス、ライスカレーが買われた。
 
 一方、プレシジョン・システム・サイエンス、Will Smart、アイリックコーポレーション、セルシード、AnyMind Groupが売られた。
 
 

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