値上がり優勢、個人投資家などの買い

 
東証グロース市場はトランプ米政権の関税政策への過度な警戒感が和らぎ、日経平均株価が堅調に推移したことから、投資意欲が高まった個人投資家などの買いが新興株にも向かった。
グロース市場でも売買代金上位に値上がり銘柄が並び、売買代金は比較的多かった。買収を発表したトライアルHDが上昇するなど個別の材料に反応した売買も活発だった。
東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比5.32ポイント高の644.32だった。
グロース市場ではカバーやトライアルが上昇した。一方、タイミーやテラドローンは下落した。
値上がり銘柄数333、値下がり銘柄数232と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではデジタルプラス、ELEMENTSが一時ストップ高と値を飛ばした。POPER、ジーニー、ブリッジインターナショナル、アルファポリスは昨年来高値を更新。データセクション、網屋、Synspective、ペイクラウドホールディングス、カバーが買われた。
 
 一方、ジェネレーションパスがストップ安。ソラコム、カウリス、フライヤー、FIXER、アイズは昨年来安値を更新。雨風太陽、レナサイエンス、サークレイス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、海帆が売られた。
 

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