値上がり優勢、個人投資家などの買い

 
東証グロース市場は同日の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)が連日で最高値を更新し「ダブル最高値」となり、投資余力が高まった個人投資家などの買いが新興株にも波及した。
ただ、上値を追う動きは限られた。東証プライムの値上がり銘柄は全体の8割ほどだったが、東証グロースは5割にとどまった。市場では東証プライムの大型株への物色が中心で、新興市場の小型株を積極的に買う雰囲気は乏しいとの見方があった。
グロース250は堅調、グロースCoreは続落。
東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比1.35ポイント(0.21%)高の655.86だった。
グロース市場ではエヌピーシーやセルシード、プログリットが上昇した。一方、トライアルやプレイド、クオリプスは下落した。
値上がり銘柄数296、値下がり銘柄数247と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではENECHANGE、TORICO、セルシードがストップ高。坪田ラボは一時ストップ高と値を飛ばした。フーバーブレイン、リックソフト、ELEMENTS、識学、Zenkenなど8銘柄は年初来高値を更新。プログリット、シンバイオ製薬、インティメート・マージャー、クリーマ、ティムスが買われた。
 
 一方、アストロスケールホールディングス、ライスカレー、MFS、豆蔵デジタルホールディングス、スタジオアタオなど17銘柄が年初来安値を更新。coly、プレイド、トラース・オン・プロダクト、ワンダープラネット、地域新聞社が売られた。
 
 
 
 

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