東証グロース市場は日経平均株価の上げ幅が一時400円を超えるなど株式相場全体が急速に強含むなか、新興株にも投資余力の増した個人投資家などの買いが入った。東証プライム市場の主力株と比べた出遅れ感は引き続き強いとの見方も買いを誘った。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比8.53ポイント(1.34%)高の647.30だった。
グロース市場では、出力が高い発振器の開発に向けて技術アドバイザーの人事を発表したマイクロ波が上昇した。エレメンツやエヌピーシーも上昇した。一方、カバーやMFSは下落した。
値上がり銘柄数366、値下がり銘柄数177と、値上がりが優勢だった。
個別ではPostPrime、ワンダープラネット、サンバイオ、クオリプス、AHCグループがストップ高。情報戦略テクノロジー、WOLVES HANDは一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、サンワカンパニー、アンビション DX ホールディングス、G-FACTORY、フーバーブレインなど17銘柄は年初来高値を更新。コージンバイオ、WASHハウス、ELEMENTS、バルテス・ホールディングス、イタミアートが買われた。
一方、シンカ、アンジェス、アクアラインが年初来安値を更新。MFS、学びエイド、コンヴァノ、レナサイエンス、ASJが売られた。
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