値上がり優勢、個人の動きが活発

 
東証グロース市場は、個人投資家による積極的な買いが目立ち、東証グロース市場250指数は前日比27.55ポイント高の753.25と5営業日続伸となった。
グロースCoreは続伸した。
「日経平均株価が上昇し、個人の動きが活発となった」といい、幅広い銘柄が上昇した。
日銀の植田和男総裁は16日の衆院財務金融委員会で「マイナス金利解除を実施しても緩和的な金融環境は当面続く可能性が高い」と述べた。低金利環境の継続がグロース(成長)株の追い風になるとの見方も買いに弾みを付けた。
 
グロース市場では、ウェルスナビがストップ高。GNI、クオリプスも大幅高。QPS研、カバー、サンウェルズはしっかり。半面、ispace、ABEJA、AIinsideは軟調だった。
値上がり銘柄数380、値下がり銘柄数158と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、FRONTEO、ヘッドウォータース、monoAI technology、yutori、旅工房など11銘柄がストップ高。BBDイニシアティブ、GMO TECHは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、博展、ベガコーポレーション、FFRIセキュリティ、sMedioなど18銘柄は昨年来高値を更新。コパ・コーポレーション、サイバー・バズ、ウェルスナビ、アイビス、エフ・コードが買われた。
 
 一方、バルテス・ホールディングスが一時ストップ安と急落した。イオレ、ASJ、ウェッジホールディングス、富士山マガジンサービス、テックファームホールディングスなど50銘柄は昨年来安値を更新。ACSL、KIYOラーニング、カヤック、ビープラッツ、プロジェクトホールディングスが売られた。
 

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