値上がり優勢、主力銘柄に買い

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも続伸。
東証マザーズ指数は前日比5.91ポイント(0.79%)高の756.68だった。米国でインフレ鈍化を示す物価指標の発表が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止期待が高まった。新興市場では主力の高PER(株価収益率)銘柄を中心に買いが目立った。
 
東証グロース市場ではエニーカラーやフリー、TKPが上昇した。宇宙開発のアイスペースは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇し、時価総額は1200億円を超えた。半面、ビジョナルやサンウェルズ、エレメンツは下落した。
値上がり銘柄数281、値下がり銘柄数210と、値上がりが優勢だった。
 
きょう名証メイン市場に新規上場した日本SBは公開価格(1880円)を180円(9.6%)下回る1700円で初値を付けた。午前終値は1685円だった。
 
個別では、サークレイス、ispaceがストップ高。クリングルファーマ、Arent、ログリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ロコンド、テックファームホールディングス、メディカルネット、FFRIセキュリティ、日本情報クリエイトなど22銘柄は年初来高値を更新。スパイダープラス、いつも、ウォンテッドリー、ココルポート、アールプランナーが買われた。
 
一方、トリプルアイズがストップ安。夢展望、クラウドワークス、インターファクトリー、EduLab、日本ナレッジなど14銘柄は年初来安値を更新。スローガン、FIXER、リックソフト、ボードルア、pluszeroが売られた。
 

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