値上がり優勢、主力株の一角では上値の重さ

 
東証グロース市場は日経平均株価が大幅上昇するなか、直近まで下げが目立っていたグロ―ス市場の銘柄にも買いが広がり、指数は後場に強含んだ。ただ、米長期金利の上昇に対する警戒感も根強く、グロースの主力株の一角では上値の重さが目立った。
グロース250とグロースCoreはしっかり。東証グロース市場250指数の終値は前日比4.29ポイント(0.62%)高の701.55だった。グロース市場ではアイスペース、フリー、ジーエヌアイが上昇した。一方、QPS研究所、ジャパニアスが下落した。
値上がり銘柄数365、値下がり銘柄数160と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではデータセクション、キューブがストップ高。クオリプス、リアルゲイト、日本スキー場開発、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、ジャパン・ティッシュエンジニアリングなど8銘柄は年初来高値を更新。雨風太陽、エフ・コード、クリングルファーマ、プロパティデータバンク、Laboro.AIが買われた。
 
一方、JIG-SAW、ジーネクスト、サインド、ヌーラボ、カバーなど9銘柄が年初来安値を更新。キャスター、ジャパニアス、ソフトフロントホールディングス、アジャイルメディア・ネットワーク、NexToneが売られた。
 
 
 

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