値上がり優勢、主力株に買い

 
東証グロース市場は米国株の上昇を受けて投資家心理が上向き、買いが優勢となった。
東証マザーズ指数、グロースCoreは上伸。東証マザーズ指数の終値は前日比14.97ポイント(1.96%)高い780.04だった。前日の米株式市場でハイテク株が上昇したことを受け、国内新興市場でも時価総額の大きい主力株に買いが入り指数を押し上げた。
 
東証グロース市場ではフリーやそーせい、M&A総研が上昇した。一方、ライフネットやアイドマHDは下落した。
値上がり銘柄数359、値下がり銘柄数123と、値上がりが優勢だった。
 
マザーズ指数や東証グロース市場指数、TOPIXグロースが相対的に強く、「米国の利上げ打ち止めが遅れるシナリオは既に織り込んだとでも言うような展開」だった。一方で、EDPやサスメドのように高く始まっても買いが続かないと売りを浴びる銘柄も見られ、相変わらず資金の逃げ足は速い。新興市場全体としては前日の下落の反動が出たとの見方もできそうだ。

個別では、キャンバス、サイフューズ、KIYOラーニング、マイクロアドがストップ高。クリアル、クラウドワークス、シェアリングテクノロジー、ワンキャリア、バルテスなど19銘柄は昨年来高値を更新。ファンペップ、GMO TECH、インバウンドテック、ヘリオス、オンコリスバイオファーマが買われた。
 
 一方、エクサウィザーズが一時ストップ安と急落した。FRONTEO、セカンドサイトアナリティカ、サークレイス、全研本社、スマサポなど8銘柄は昨年来安値を更新。BeeX、ライフネット生命保険、サスメド、note、イーディーピーが売られた。
 

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